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暑さ対策特集




屋外や屋内で、少しずつ出来ることから暑さ対策をして熱中症を予防。まずは危険を知るために温度計や暑さ指数計の備えを。屋外で使える扇風機や遮光ネット、ミストなども販売中です。もしもの時の冷却材や飲み物のご準備もお忘れなく。暑さから子どもたちを守りましょう!


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日除け・ござ▼ ホース・ミスト▼

空調・扇風機▼ 保冷剤・衣服▼

水分・塩分補給▼

 


熱中症を防ぐ


子どもたちは体温の調節機能が十分に発達していないので、暑さや熱中症には特に気を配る必要があります。

なので暑さを感じなくても室温や外気温、暑さ指数(WBGT)を測定し、扇風機やエアコン、遮光ネットなどの日除けグッズで温度調節が必要です。


暑さ指数(WBGT)とは?


暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは、熱中症の予防を目的とし、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 1:湿度、 2:日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 3:気温の3つを取り入れた指標です。
※単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、気温とは異なります。

右の図からも暑さ指数(WBGT)が28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が増加することがわかります。



暑さ指数の指標について


暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、国際的に規格化されており
(公財)日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を下記のとおり公表しています。

指針表の下に暑さ指数を測るために便利な商品も紹介していますので、学校・園の日常生活や運動・部活動の際には下記の指標を参考にしながら、温度調節・暑さ対策を行ってみてください。


<日常生活に関する指針>


暑さ指数
(WBGT)
注意すべき
生活活動の目安
注意事項
危険
(31以上)
すべての生活活動で
おこる危険性
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒
(28以上31未満)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25以上28未満)
中等度以上の生活
活動でおこる危険性
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意
(25未満)
強い生活活動で
おこる危険性
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
暑さ指数
(WBGT)
注意すべき
生活活動の目安
注意事項
危険
(31以上)
すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒
(28以上31未満)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25以上28未満)
中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意
(25未満)
強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より改編 ※
※ 日本生気象学会の承諾を得て、出典元の「WBGT」を「暑さ指数(WBGT)」とし、値を気温(単位は℃)と区別しやすいように、単位のない指数として表記

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より改編 ※
※ 日本生気象学会の承諾を得て、出典元の「WBGT」を「暑さ指数(WBGT)」とし、値を気温(単位は℃)と区別しやすいように、単位のない指数として表記


<運動に関する指針>


気温
(参考)
暑さ指数
(WBGT)
熱中症予防運動指針
35℃以上 31以上 運動は原則中止 特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合には中止すべき。
31℃以上
35℃未満
28以上
31未満
厳重警戒
(激しい運動は中止)
熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人※は運動を軽減または中止。
28℃以上
31℃未満
25以上
28未満
警戒
(積極的に休憩)
熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。
激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。
24℃以上
28℃未満
21以上
25未満
注意
(積極的に水分補給)
熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
24℃未満 21未満 ほぼ安全
(適宜水分補給)
通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。
気温
(参考)
暑さ指数
(WBGT)
熱中症予防運動指針
35℃以上 31以上 運動は
原則中止
特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合には中止すべき。
31℃以上
35℃未満
28以上
31未満
厳重警戒
(激しい運動は中止)
熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。
暑さに弱い人※は運動を軽減または中止。
28℃以上
31℃未満
25以上
28未満
警戒
(積極的に休憩)
熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。
激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。
24℃以上
28℃未満
21以上
25未満
注意
(積極的に水分補給)
熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
24℃未満 21未満 ほぼ安全
(適宜水分補給)
通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

※暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など
(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より

※暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など
(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より


「暑さ指数(WBGT)について」(環境省)(https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php)を加工して作成


こまめに確認!暑さ指数(WBGT)が確認できる温湿度計・暑さ指数計はこちら





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日除け・ござ



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保冷剤・衣服



保冷剤・氷・冷たいタオルで体を冷やしましょう。先生の衣服も、通気性のよい、吸湿性・速乾性がある衣服がおすすめ。




 

水分・塩分補給



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