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「この絵本、子どもが好きなので描いてみたいのですが…、どうも…」と、期待通りにいかなかった保育者の溜息です。 「子どもが好き=描きやすい絵」とは限らないようですね。
展覧会でよく見かける絵に「大きなかぶ」や「かもとりごんべえ」があります。
画面に大きく描いたかぶの葉っぱの動き、その力強さに対し、片隅に小さく描いたかぶをひっぱる人物の表情のかわいらしさと並び、画面いっぱいに描いたものの並び方はリズミカルで大胆で、ぶらさがるおじいさんの表情のけわしさ。
前者の絵には、大・小の造形性が要素としてあり、後者の絵には同じ記号がいっぱい並ぶリズム性が要素としてみられます。
保育者が声をそろえて「描きやすい」と評価する題材には、この様に大小関係・同じ記号が並ぶ・場所が出てくる(穴、空)など魅力ある要素が含まれています。
題材選びのヒントとしてみてはどうでしょうか?
3歳児,4歳児,5歳児の「かさじぞう」の表現の違いを見てみましょう。
3歳児は描きやすいものを○(丸)で大きく描く傾向があります。
その○が人物・動物の表現になり、周りの余白に同じ形をはめ込む方法でつめていきます。
この場合は、お地蔵さまを大きく描き、雪をまわりにはめ込んでいます。
4歳児は3歳児と同様に大きく描く傾向がありますが、経験を重ねると次第にまわりの情景・背景・景色・場所などを伝えようとします。
細かく説明も出来るようになって、並べる事も好きです。
この場合、おじいさんの家やそこまでの道・うさぎなど表現しています。
5歳児は基底線を捉え地面と空を描き、空間秩序が形成され、絵記号を組み合わせて描きます。
基底線構図、透視構図、多視点構図など、この年齢独特の表現方法を楽しみます。
この場合、基底線、透視構図法で山やおじいさんの家が表現されています。
アドバイザー:舟井賀世子