保育遊び,夏
色水遊び
対象年齢:3歳児,4歳児,5歳児
色水遊び(3歳児,4歳児,5歳児)
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目次
材料・用具
●粉えのぐ ●プラスチックカップ(小) ●割り箸 ●ストロー ●ペットボトル容器
●フィルムケース ●インクが出なくなった水性ペンのインク芯
活動のねらい
●色水をつくることを楽しむ。
●単色の美しさ、混色の美しさを感じる。
事前準備
![]() | ●フィルムケースの蓋に小さな穴をあける。 そのケースに粉えのぐを入れておく。 ●ペットボトルの下方に穴を開け、ストローを差し込み 水を入れるボトルをつくっておく。 (ストローの差し込み口は、水が漏れないようにゴムボンドで固めておく。) (ボトルの蓋をゆるめると空気の圧力でストローから水が出て 蓋を閉めると水は止まります。) ●活動ごとにコーナー分けをして、環境構成を行う。 |
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保育の流れ
1.透明プラスチックコップに水を少量入れる
◆保育者は水ボトルから水を出す担当をする。
テーブルに、水の入ったペットボトル(上記の事前準備を参照)を置いておく。
子どもたちは透明プラスチックコップを手にして、水ボトルから水を入れる。
2.汲んできた水に色をつける
◆粉えのぐやインク芯をトレーの上に用意しておく。
◆かき混ぜるための割り箸も用意しておく。
カップに入れた水に、粉えのぐをふりかけたり、ペンのインク芯をつけたりして色水をつくってあそぶ。
3.ジュース屋さんコーナーに、できた色水ジュースを置く
さらに新しいコップで、1~3の活動を繰り返し楽しむ。
完成作品例
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皆のつくった色水を並べるとジュース屋さんのようです。 | 紙に描いたコップの中に、つくった色水の色を塗ろうとしています。 | 野外で行うと、色水に光が通ってさらに綺麗です。 |
保育者の声
●作品をつくることではなく、子どもたちは純粋に色をつくったり、混ぜたりする活動そのものを楽しむのだなと思いました。
●子どもは1時間以上夢中になって遊んでいたので、夏季にテラスや野外で行うときは、日陰で行うなど、子どもの体調管理が必要です。
ここがいいね
●色水あそびは年齢に合わせて楽しむことができます。
●3歳児〜4歳児は色を混ぜてどんどん変化することを体験的に楽しみます。新しい色ができると、大発見をしたような目つきで夢中になり、何回も繰り返します。
●5歳児〜6歳児は、自分にとって心地良い色をつくることに夢中になります。同じピンクでも、もっと薄いピンク、少し黄色がかったピンクなど、色の微妙な調整をしながら色づくりを楽しみます。
●画用紙やパレットの上で色を混ぜるだけでなく、このような色水自体をつくることを楽しむ体験は、子どもの色彩感覚を高めるでしょう。
アドバイザー・協力園
アドバイザー:栗山 誠
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