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絵画,通年

もこもこ ヒツジさん

対象年齢:2歳児,3歳児

 

もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)

 

もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)

目次

 

材料・用具

●ポスターカラー ●液体のり(水のり) ●色画用紙(8ツ切) ●のり ●クレパス

 

●ヒツジの写真やヒツジが登場する絵本
 

活動のねらい

●絵の具の感触を楽しみながら塗り広げをする。

 

●クレパスの線描きを楽しむ。
 

事前準備

●絵の具(白、茶)に水と液体のりを加え、濃度を調整しておく。(筆に絵の具を含ませ、すぐには落ちない程度の濃度。)

 

●色画用紙で、ヒツジの目・口・鼻・角のパーツをつくっておく。(できれば色々な表情の形)
 

保育の流れ

1.ヒツジについて話し合う

◆ヒツジの登場する絵本の読み聞かせや、移動動物園などでヒツジを見て触ったり鳴き声を聞いたりした体験を話すことで、興味を高める。

◆ヒツジについて話すことで、ヒツジのかわいらしさやモコモコした体に興味を持つ。

 

2.絵の具を塗り広げて、ヒツジを描く

保育者が「モコモコ、モコモコ」と言いながら、画用紙の上に絵の具を塗り広げてみせる。

T「ここに、白い絵の具があります」

T「手のひらの上の白い絵の具を、色画用紙の上に『モコ、モコ』と広げてみましょうか?」

T「モコモコしたヒツジさんの体みたいになりますよ」

C 「ウワッー! やってみたい!」

 

子どもの片方の手のひらに、白い絵の具をのせ、塗り広げを楽しむ。

◆絵の具の量は、子どもの片方の手のひらからこぼれない程度にする。

◆片方の手で画用紙を抑えて、画用紙が動かないようにして塗り広げる。

 

T「みんなの手のひらにも、白い絵の具をのせてあげましょう」

T「片方の手で画用紙を抑えておくと、画用紙が動かないので、モコモコしやすいですよ」

C「モコモコ!モコモコ!」

C「おもしろいよ!」

C「ヒツジさん、大きくなったよ!」

C「もっと絵の具ちょうだい!」

C「まんまるヒツジさんになった!」

C「モコモコのヒツジさん!」

 

子どもたちは、絵の具を画用紙に塗り広げることを楽しんでいる。

 

もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)保育の流れ1

茶色の絵の具を手のひらにのせ、混色しながら塗り広げを楽しむ。

◆白色の絵の具で十分に塗り広げを楽しんだ頃に行う。

◆手のひらや指、爪などで絵の具を混ぜて感触を楽しんだり、指や手のひらで跡などをつけて楽しむ。

 

T「次は、茶色の絵の具でモコモコしてみましょう」

C 「モコモコ、モコモコ!」

C「ヒツジさんの色、変わった!」

C「茶色のヒツジさんになった!」

 

3.クレパスでヒツジの毛を描く

◆絵の具が乾いてから行う。

 

保育者が実際に、ヒツジの体の上にクレパスでグルグルと線を描いて見せる。

T「ヒツジさんの毛、もっとモコモコにしてあげましょうか?」

C「どうやって?」

T「ヒツジさんの体に、ヒツジさんの毛にしてあげたい色のクレパスで、モコモコの毛を描いてあげましょう」

C「おもしろそう! やってみるよ!」

C「モコモコ、モコモコ、楽しい!」

C「もっと、モコモコにするよ!」

C「モコモコヒツジさん! できた! できた!」

 

※2歳児の場合は、クレパスの線描きをせず、絵の具の塗り広げのみでもいいでしょう。

 

4.目・口・角などのパーツをのりで貼る

もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)保育の流れ2

◆戸惑っている子どもには、どんな目や口などにしたいのかを聞き、子どもと一緒に貼る。

 

T「ここに、ヒツジさんの目や、口、鼻、角があります。貼ってみたい目、口、鼻、角などを選びましょう」

 

※絵の具を塗り広げた直後で絵の具が乾いていなければ、絵の具に水のりを混ぜているため、のりをつけなくても貼ることができます。

 

完成作品例

もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)完成作品例1もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)完成作品例2もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)完成作品例3

(塗り広げ遊びをした2歳児の作品) 爪でひっかいた跡が線になることを見つけた。

(塗り広げ遊びをした2歳児の作品)

(塗り広げ遊びをした2歳児の作品) ニコニコ顔のかわいいヒツジさん。

もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)完成作品例4もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)完成作品例5もこもこ ヒツジさん(2歳児,3歳児)完成作品例6

(クレパスでヒツジの毛を描いた3歳児の作品)

(クレパスでヒツジの毛を描いた3歳児の作品)

(クレパスでヒツジの毛を描いた3歳児の作品)

保育者の声

●手のひらを使って、水のりの入った絵の具を塗り広げる活動が初めてという子どももおり、当初は戸惑っている様子でしたが、周りの友だちが楽しそうに塗り広げているのを見てやりはじめ、塗り広げ遊びを楽しんでいました。

 

●2歳児の子どもは、絵の具を塗り広げた後、クレパスの線描きはせず、保育者が準備しておいた目・口・鼻・角などを貼るだけで満足していました。(絵の具を塗り広げた直後であれば、絵の具に水のりを混ぜているため、のりをつけなくても貼ることができます。)

 

●手のひらを使って絵の具を塗り広げ、絵の具に親しむことができました。

 

●絵の具の上にクレパスで線描きすることで、ヒツジのフワフワした感じを出すことができました。

ここがいいね

●今回は、初めての塗り広げ遊びであったため、保育者が事前に準備しておいた目や口などを貼っていきましたが、子どもたちが自分の好きなパーツを選べるように表情の種類を準備したり、3歳児であれば目、口、鼻、角などのパーツを、自分で色画用紙を切ってつくるのもよいでしょう。

アドバイザー・協力園

アドバイザー:大阪児童美術研究会

 

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