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画用紙の選び方

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画用紙の選び方

 

画用紙の選び方

 

目次

 

説明

「題材が決まったら、次は描画材の色をつくりますか?それとも画用紙を選びますか?」と
質問すると、「描画材の色をつくります」と答える方が多いです。
その場合、使う画用紙の色は白が多いのではないでしょうか?
白い画用紙は、どんな題材・描画材料にも合いますが、作品を見ると画用紙の余白が白くさみしい印象のものや、無造作に塗りつぶされてしまっているものがあります。
 
その点、色画用紙の場合には、余白部分にも色があるので、空間を塗りつぶす必要はありません。
また、色画用紙の色が描画に用いた色を、より強調したり調和するので、画面全体のバランスをとることができます。
 
題材が決まったら画用紙の色を選び、次に描画材でその画用紙に合った色をつくるという工程で
進めましょう。では、どのように画用紙の色を選定すればよいのでしょうか?
 

画用紙の色の選び方

1.場面をイメージして色を選ぶ
描く場面の舞台となる場所からイメージして画用紙を選びます。
運動会や芋掘りの絵を描く場合は、グラウンドや畑といった場所のイメージから
色を選ぶとよいでしょう。
 
【作品例1】組体操
画用紙の色の選び方【作品例1】組体操
グラウンドをイメージした茶系の画用紙
 
【作品例2】お話しの絵「せんたくかあちゃん」
画用紙の色の選び方【作品例2】お話しの絵「せんたくかあちゃん」
空を連想する青系の画用紙
 
2.大きく描く物の色と同系色の画用紙を選ぶ
画用紙の画面を大きく占める物を描く描画材の色と同系色の画用紙を選びます。
たとえば、消防車を描く場合であれば、消防車の赤と同系色になるピンク系を選ぶと
画面全体が優しく落ち着いた雰囲気になります。
 
【作品例1】「ねずみのえんそく もぐらのえんそく」
画用紙の色の選び方【作品例1】「ねずみのえんそく もぐらのえんそく」
さつまいもの赤紫と同系色のピンクの画用紙
 
【作品例2】お話の絵「14匹のかぼちゃ」
画用紙の色の選び方【作品例2】お話の絵「14匹のかぼちゃ」
かぼちゃの緑色と同系色の黄緑色の画用紙
 
3.大きく描く物の色と反対色の画用紙を選ぶ
画用紙の画面を大きく占める物を描く描画材の色と反対色の画用紙を選びます。
消防車を描く場合であれば、消防車の赤と反対色になる緑系の画用紙を選ぶと
補色の組合せになるため、画面全体が力強い印象となり、重量感や迫力を伝えることができます。
 
【作品例1】お話の絵「ライオンとねずみ」
画用紙の色の選び方【作品例1】お話の絵「ライオンとねずみ」
ライオンの黄土色と反対色の紺色の画用紙
 
 
画用紙の色の選び方 キリンの黄色と反対色の青色の画用紙
キリンの黄色と反対色の青色の画用紙
 
以上3つの方法のどれかで画用紙の色選びをすれば、失敗せずに選べるでしょう。
また、白・灰色はどの色とも調和がとりやすい色なので、色の組合せが上手くいかない場合は、
白や灰色を選ぶと良いでしょう。
 
画用紙の色が決まれば、画用紙に合った描画材の色づくりを行いましょう。 
 

色の基本【補足資料】

色の基本【補足資料】1
●捕色
色環上で向い合う位置にある色。 互いの色を引き立てあい、強く目立つ色使いになる。
補色同士を混色すると、色味のあるグレーになる。
 
●類似色
色環上で、隣り合う色。
(区別がはっきりあるものではないので、目安として捉えると良いでしょう。)
 
色の基本【補足資料】2
●暖色
赤・橙・黄など、暖かい印象の色。
 
●中間色
暖色・寒色のどちらにも属さない黄緑・緑・紫・無彩色。
 
●寒色
青・青緑・青紫など、冷たい印象の色。
 
●無彩色
色味(彩度)のない色。
黒と白・白から白から黒への明度差によって構成される灰色。
 
色の基本【補足資料】3
●明るい色の背景
モールやひも状のものにつけると、つり下げて飾る立体的な装飾をつくることができます。
 
●暗い色の背景
明るい色ほど進出して見える。

 

アドバイザー・協力園

アドバイザー:舟井賀世子

 

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